
皆さん、こんにちは!面接を控えた求職者のみなさん、履歴書の書き方に悩んだことはありませんか?履歴書用紙の種類や特徴についてはあまり知られていないこともあり、正しい選び方に迷うこともあります。今回は履歴書用紙の選び方について解説します。また記入項目についてもアドバイスをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
1. 用紙の種類
求職者の立場に応じて、使用する履歴書用紙が異なります。主な種類は以下の通りです。
1.1 JIS規格
履歴書の中でもっともベーシックなフォーマットです。学歴・職歴のスペースが広くとられており、志望動機や特技などの記入欄がひとつにまとめられているのでフリースペースが少なめです。
1.2 一般用
JIS規格の履歴書に比べて趣味や特技、自己PRなどの項目が多めに設けられておりフリースペースが広いので、学歴や職歴以外の部分でアピールしたい方におすすめです。
1.3 転職用
職歴欄が広くとられていたり、退職理由を記入する欄があるなど転職希望者にとって使いやすいフォーマットです。
転職回数が多く、JIS規格や一般用の履歴書では書ききれないという方におすすめです。
1.4パートタイム・アルバイト用
パートやアルバイトに応募する学生や主婦の方たちに使いやすいフォーマットです。シフトに入れる曜日や時間を記入する欄があるのが特徴です。
パートの場合、長期的な経験やスキルよりも、柔軟性やコミュニケーション能力をアピールすることが重要です。履歴書の記入項目では、これらの特性を明確に示すよう心がけましょう。アルバイトの応募に際しては、アルバイトは短期間の雇用が多いため、仕事経歴やスキルよりも、短期間でもどのように貢献できるかが重視されます。志望動機やアルバイト先での意欲を示す記入項目を工夫することが大切です。
2. 用紙のサイズ
履歴書のサイズは、A4(A3二つ折り)とB5(B4二つ折り)の2つがありますが、一般的なのはA4サイズです。これは、ビジネスの現場ではほとんどの印刷物がA4なので、履歴書がA4であると管理がしやすいためです。特に、複数の応募書類が必要となる転職活動の場合は、ほかの書類とサイズをそろえるといった意味でも、A4サイズを選んだほうがいいでしょう。
3. 選ぶポイント
初めて履歴書を書くなら、まずはJIS規格の履歴書を選ぶと安心です。学歴・職歴欄や志望動機など、必要な情報を整理して書くことができます。
これまでの経験をアピールしたい方や転職回数の多い方は、職歴欄が広い履歴書を選んだり、自分を効果的にアピールしたいときは自己PR欄が大きめにとられているタイプがおすすめ。
選考で重視される志望動機についても、長めの文章でたっぷりと書くことができるため、ほかの応募者と差をつけることができます。
まとめ
履歴書は求職活動において重要な武器です。適切な用紙を選ぶことで、自己アピールの効果を高めることができます。文章が得意な方ならフリースペースが大きめのタイプ、苦手な方なら記入欄が細かく項目別に分かれているタイプなど、書きやすさで選んでもいいかもしれません。自分の強みを最大限に活かし、理想の職場への道を切り拓きましょう。