
はじめに|介護職の転職で一番多い失敗理由とは?
介護職の転職理由で常に上位に挙がるのが、
**「思っていた職場環境と違った」**というミスマッチです。
実際、介護職員の**1年以内離職率は約30%**とも言われており、
その多くが「人間関係」「業務量」「フォロー体制」に不満を感じています。
だからこそ大切なのが、
👉 応募前・面接時に“何を質問するか”。
この記事では、
✔ 介護業界が未経験の方
✔ 転職を考えている現役介護職員
に向けて、職場環境を見抜くための具体的な質問例を紹介します。
1.なぜ質問力が重要?介護業界の採用の裏側
介護業界は慢性的な人手不足。
1施設あたり平均2〜4名の人員が不足していると言われています。
そのため、
「応募=ほぼ内定」となるケースも珍しくありません。
しかし裏を返せば、
職場環境を見極めないまま入職してしまうリスクが高いということ。
採用担当者は、
- 質問しない応募者 →「条件だけで選んでいる」
- 質問する応募者 →「長く働く前提で考えている」
と受け取る傾向があります。
質問は、評価を下げるどころかプラスになる行動なのです。
2.人間関係を見抜くための質問例(最重要)
介護職の離職理由で最も多いのが人間関係(約45%)。
おすすめ質問例
- 「職員さんの平均勤続年数はどれくらいですか?」
- 「新人職員が職場に慣れるまで、どのくらいの期間を想定していますか?」
- 「困ったときに相談する体制はどうなっていますか?」
見抜くポイント
- 勤続年数が5年以上 → 比較的定着率が高い
- 回答が具体的 → 現場が安定している可能性大
- 曖昧な回答 → 人の入れ替わりが激しいサイン
質問への答え方そのものが職場の空気を表します
3.業務量・忙しさをチェックする質問例
「残業が多すぎて体力的にきつい…」
これも転職理由として非常に多い声です。
数字で確認すべき質問
- 「1日の平均介助人数は何名ほどですか?」
- 「夜勤は月に何回くらいありますか?」
- 「残業は月平均で何時間ほどでしょうか?」
目安となる数値
- 日勤1人あたりの対応人数:10〜15名
- 夜勤回数:月4〜5回以内
- 残業時間:月10時間以内
これらを大きく超える場合、
慢性的な人手不足の可能性があります。
4.教育・フォロー体制を見極める質問例
未経験者・ブランクありの方にとって、
教育体制は定着率を左右する最重要ポイントです。
聞いておきたい質問
- 「入職後の研修期間はどのくらいありますか?」
- 「最初は何名体制で業務に入りますか?」
- 「マニュアルやOJTの仕組みはありますか?」
チェックポイント
- 研修期間:1〜3か月あるか
- 独り立ちまでの明確な基準があるか
- 「見て覚える」文化になっていないか
教育体制が整っている職場ほど、
新人の離職率は20%以上低いと言われています。
5.長く働ける職場かを判断する最後の質問
最後におすすめなのが、
未来を想像できる質問です。
質問例
- 「長く働いている職員さんは、どんな理由で続けている方が多いですか?」
- 「5年後、10年後のキャリアイメージを教えてください」
この質問で、
- 働き方の選択肢
- キャリアアップの道
- 職員を大切にしているか
が見えてきます。
答えに熱がある職場ほど、定着率が高い傾向があります。
まとめ|質問は「自分を守るための武器」
介護職の転職で後悔しないために大切なのは、
条件を見ることではなく、環境を知ることです。
- 人間関係
- 業務量
- 教育体制
- 将来性
これらは、質問しなければ見えてきません。
質問することは失礼ではありません。
むしろ、長く働きたいという前向きな意思表示です。
あなたの転職が、
「また辞めたい…」ではなく
「ここで続けたい」と思える一歩になることを願っています。
