〜異業種からでもOK!“伝わる書き方”完全ガイド〜

ステップ1|“使える経験”を掘り起こす
「介護の経験がない」=「書けることがない」ではありません。
介護職では、コミュニケーション力・気配り・体力・継続力など、他業種でも培われるスキルが非常に重視されます。
例:事務職からの転職
・クレーム対応で鍛えた「冷静な対応力」
・スケジュール管理の「調整力」
・複数部署との連携で身についた「チームワーク」
例:販売職からの転職
・お客様対応で培った「共感力」
・高齢のお客様との会話を通じた「傾聴力」
・立ち仕事による「体力と持久力」
📌 POINT: これまでの職種を介護業務に“どう活かせるか”を言語化しましょう。
ステップ2|“未経験”を強みに変える構成を選ぶ
職務経歴書にはいくつかの書き方がありますが、未経験者には「スキル型(ハイブリッド形式)」がおすすめです。
これは「経験職種の内容」+「介護に活かせるスキル」を両立させてアピールできる構成です。
スキル型構成(サンプル)
【職務概要】
2018年4月〜2024年3月:アパレル販売スタッフ(株式会社〇〇)
接客業務を中心に、売上管理や新人教育を担当。お客様対応の中で高齢者への丁寧な接客を重視し、安心感のある店舗づくりを意識してきました。
【業務内容】
- 接客および商品説明(1日平均30人対応)
- 顧客満足度向上のためのアンケート対応
- 新人スタッフのOJT担当(計5名指導)
- 店舗SNS運用(月間フォロワー数1,500人獲得)
【介護職に活かせるスキル】
- 傾聴力:接客時にお客様の話を遮らず、丁寧に対応
- 協調性:スタッフ間の連携による業務効率化
- 継続力:年間無遅刻・無欠勤(3年連続達成)
- 体力:1日8時間の立ち仕事にも問題なく対応可能
📌 POINT: 「私は未経験ですが…」ではなく、「未経験だからこそ持っている強み」をアピール。
ステップ3|“介護職への志望動機”で熱意を伝える
職務経歴書の最後には、必ず「介護職への志望動機」を添えましょう。
ここが**“未経験者としての覚悟”を見せる最大のチャンス**です。
志望動機の例文(販売職→介護職)
高齢のお客様との会話を通じて、心を通わせることの大切さを実感し、介護業界で人に寄り添う仕事に就きたいと考えるようになりました。
介護職は未経験ですが、利用者様一人ひとりに丁寧に対応する姿勢や、チームと協力しながら働く力には自信があります。
今後は初任者研修の取得も視野に入れ、長くこの仕事に携わっていきたいと考えています。
📌 POINT: 体験ベースで書く → 感情が伝わり、説得力がアップ!
よくある質問Q&A
まとめ|「未経験」はマイナスじゃない
介護職は、経験よりも「人としての温かさ」や「思いやり」を重視する仕事。
だからこそ、未経験者でも“伝え方”次第で内定を勝ち取ることが可能です。
🔷 あなたが今までにやってきたこと
🔷 人と関わる中で大切にしてきたこと
🔷 介護職への意欲と学ぶ姿勢
これらをしっかりと言葉にして、「あなただからこそできる介護」を伝えてみてください。
職務経歴書は、ただの“履歴”ではなく、“未来”を語るための書類です。