
年金だけでは心もとない、でも体力的にキツい仕事は避けたい…
そんな60代のあなたにぴったりなのが、「介護業界のパート」です。
「え、介護って大変そう…」と不安を感じている方も多いかもしれません。でも実は、未経験・無資格からでも始めやすく、やりがいも得られる仕事がたくさんあるんです。
この記事では、介護未経験の60代でも無理なく始められるパートの選び方や、年金にプラスすることで得られるゆとりある生活のポイントをご紹介します。
- 1.年金+パート収入の現実的なバランスとは?
- 2.介護パートが60代に向いている理由
- 3.無理なく続けるためのパート選びのポイント
- 4.介護パートで得られる「収入以上のもの」
- 5.60代からの一歩を応援!おすすめの探し方
1.年金+パート収入の現実的なバランスとは?
日本の公的年金の平均受給額は、厚生年金で月約14万円、国民年金のみだと約5万6千円(※2023年度)。
一方、総務省の調査によると、60代夫婦の平均支出は月約24万円。年金だけでは月5〜10万円ほど不足するケースが多くなっています。
そこで注目されているのが、週3〜4日・1日4〜5時間のパート勤務。例えば、時給1,100円で週4日・1日5時間働けば、月収は約8.8万円に。
この収入があるだけで、旅行や趣味にも余裕が持てるようになります。
2.介護パートが60代に向いている理由
介護というと「体力が必要」「資格がないと無理」といったイメージがありますが、実は違います。以下のような理由から、60代未経験でも安心して働ける業界なんです。
● 未経験歓迎の求人が多い
介護業界は常に人手不足。多くの事業所では60代以上の採用実績があり、「未経験・無資格OK」の求人も豊富です。
● 年齢より人柄が重視される
介護の仕事では、利用者との丁寧なコミュニケーション力や思いやりが評価されます。人生経験豊富な60代は、むしろ重宝される存在です。
● 負担の少ない業務からスタート可能
例えば、「見守り」「配膳」「ベッドメイキング」「清掃」など、身体介助を伴わないサポート業務もあります。
3.無理なく続けるためのパート選びのポイント
60代からのパートは、長く続けられることが大切。自分の体力やライフスタイルに合わせた選び方をしましょう。
● 勤務日数・時間に注目
「週2〜3日」「午前のみ」など、自分に合ったシフトの職場を選ぶことで、生活リズムを崩さずに働けます。
● 通いやすさも重視
徒歩や自転車圏内、バス1本で行ける施設なら、通勤の負担も少なく済みます。
● 資格取得支援のある職場を探す
「初任者研修」などの資格取得を会社が費用補助してくれる職場もあります。ステップアップしたい方にはおすすめです。
4.介護パートで得られる「収入以上のもの」
介護の仕事には、他のパートにはない心の充実感があります。
- 「ありがとう」と感謝される機会が多い
- 人の役に立っている実感が持てる
- 同年代や年下スタッフとの交流で孤立しにくい
実際に働く60代の声として、「生活にハリが出た」「気持ちが若返った」という声も多数✨
“働くことで健康になった”という実感を持つ方も多いんです。
5.60代からの一歩を応援!おすすめの探し方
● 地域密着型の求人サイトを使う
「介護パート ○○市」「シニア歓迎 介護」などで検索すると、地元に根付いた求人が見つかります。最近では、60代以上専門の転職支援サイトも増えています。
● ハローワークの活用
60歳以上向けの「生涯現役支援窓口」など、相談できる窓口も充実しています。
● 介護施設の直接見学も◎
気になる施設があれば、直接問い合わせて見学させてもらうのもおすすめです。現場の雰囲気を感じることで、不安も和らぎます。